縮毛矯正しているけどブリーチはしたい!やる前に知っておいてほしいこと

縮毛矯正とブリーチしたい
でもどこに行っても断れることが多い?
ブリーチした髪には縮毛矯正できないの?
結論的には可能です。
但し、髪の状態によってはできない場合もあります。
どこのサロンでもできるわけではない技術なので
信用できる美容師さん選びも大切です。
失敗すると髪の毛がかなりダメージを負い
ビビったり、髪の毛が切れたりする場合があります。
美容師歴35年 髪のお医者さんイクタが解説します。
サロンワークでは、髪質に悩んでいる方を美髪にする専門家として働いています。
こうゆう活動もしてきました。
一部ご紹介します。
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一般の女性向けに美髪セミナーを行ったり
いろんな形で多くの方に美髪作りの方法を伝えてきました。
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目次
ブリーチした髪に縮毛矯正 どうなる?
美容室に「ブリーチしてるんですが縮毛矯正はできますか?」と問い合わせをすると断られてしまう場合が多いです。。
ブリーチ毛に縮毛矯正は、昔は無理だったのですが
最近は、新しい薬剤が進化してきているので可能になりました、
しかし、難易度の高いので、誰でもできるわけではありません。
失敗すると、ビビったり、髪の毛が切れたりする場合もあります。
成功すると、扱いやすく、サラサラストレートになります。
リスクの高いメニューのため
美容師さん選びがとても大切になります。
ブリーチした髪に縮毛矯正難易度が高い
まずはくせ毛の見極め方
◆波状毛
乾いている時及び濡れているとき両方に変わらないクセ
- 規則性のないうねり
- うねりに加えてチリチリしている
波状毛の原因は?
生まれつきの先天性の場合がほとんどです
波状毛の対策は?
基本的に強い還元剤で軟化すれば十分伸びる
◆うねり毛
乾いているときにクセ、濡れているときにまっすぐになる
- 乾燥すると膨らむ
- 水分が入ると伸びる
- 表面に凸凹がある
- パサつきやすい
うねり毛の原因は?
毛乳頭に流れる血流のムラによりコルテックスに偏りができて癖を形成する
血液が多い→パラコルテックス
血流が少ない→オルトコルテックス
年齢を重ねるにつれ体内の血流が減りうねりになることが多いです。
女性の方で出産のときも体内の血流が少なくなり抜け毛等になったりします。
うねり毛の対策は?
強い還元剤だけではうねりは取れません。
よくある失敗は強い薬を使って行うとダメージだけが進行してうねりが伸びなかったって言う
のが多いです。この失敗の原因は、うねり毛と波状毛の違いが分かってなく
薬剤設定ミスになります。
パラコルテックスとオルトコルテックスにアタックするように宇
ダブル軟化が必要になります。
コルテックスの仕組み
コルってクスには、2種類あります。
●オルトコルテックス S1 水分を吸いやすい=膨潤しやすい
●パラコルテックス S2 水を吸いにくい=膨潤しにくい
2種類に最適な薬剤は?
オルトコルテックスはチオグリコール酸(従来のパーマ液)
●パラコルテックス はシステアミン
ブリーチ毛縮毛矯正の考え方
よく聞かれるのは
「ブリーチしていますが、縮毛矯正できますか?」
答えは?
「可能です」
しかし条件があります。
「髪の毛に体力が残っていること」
そのうえで大切なのが
しっかりとしたカウンセリング
関連記事:ブリーチ後おすすめシャンプー10選!カラーの色持ちアップ効果あり
ブリーチ毛は
オルトコルテックスは、ほとんどなく
パラコルテックスの還元重視で薬剤設定を行います。
ブリーチ毛の還元(1液)のアプローチは(ダブル軟化法)
パラコルテックスの固い部分S2を切ってから
オルトコルテックスを還元する
このような順番で1液(軟化)お行う
ブリーチ毛縮毛矯正の注意点は?
ブリーチ毛縮毛矯正の技術での注意点は
- 髪の表面構造の強化(キューティクルを剥がれないようにする)
- ケラチンを強化しておく
- 高温アイロンを使わない
- 中間水洗をしっかり行う
- アイロン前のペーハー調整を行う
- 毛髪の耐久性を上げておく
このようなことは、美容師さんが理解してることなので
意味は分からなくても、ブリーチ毛に対して縮毛矯正をあてる場合は
手間をかけこのような工程が必要になってきます。
当店のブリーチ毛に縮毛矯正を行う施術方法と工程
効果と目的も説明します。
1、シャンプー
- 余分な脂、汚れを取り除く
- 一定のコンディションを整える
- AEDSケラチンを仕込む→疎水に近づける
前処理 土台作り
ダメージ状況により必要最小限行う。
キューティクルの補修・コルテックスのボンド穴埋め
2、表面を疎水にして、ダメージ部位のマイナス電化に
+電荷のアミジノシスが定着してSS基を導入させる
3、路づくり、穴埋め、接着、収れん
アミジノシステイニルケラチン補給
4、1液塗布(システアミン)
5、流し
6、ケラチン・CMC類の定着
7、ブリート部分の疎水化
ハイダメージ部で親水された状態に高分子のケラチンを入れる
8、酸性の収れん効果によりさらに脱水して疎水化)ss結合量の増加
9、ダブル軟化の2nd
1ndでパラコルテックスを切っているので
2ndでは、オルトコルテックスをきる
10、放置5分区切りでチェック
11.流し
12、中間処理
還元剤除去、アルカリ剤除去、等電点に戻す
羊毛ケラチンで髪のコシを作る、CMCの補給
髪の引き締め
13、アイロンかブローを行う
14、2液を塗る
15、後処理
過酸化水素の除去、髪の引き締め、等電点(弱酸性)に戻す、疑似キューティクルの形成
16、仕上げ
大体このような流れがベースになっています。
関連記事:リケラストレートは、くせを伸ばしながら骨格を作る新しい縮毛矯正
ブリーチ毛に縮毛矯正をあてるときのポイント
ブリーチ毛に縮毛矯正をあてる場合
波状毛よりうねり毛の薬剤設定に近いのですが、
ここが理解できていないと失敗する確率が上がります。
この問題を解決して成功確率を上げるには
このような事を理解している美容師さん選びがとても大切です。
間違った考え方で多いのが、メニューのネーミングで選ぶことです。
どんなメニューもメリットデメリットがあり
そのメリットでめりっを理解して
目の前のお客様の髪質や要望に適切に薬剤設定ができる
のは、担当美容師さんだからです。
縮毛矯正してからどのくらいでブリーチできる?
可能ですが、リスクは高いです。
迷っている場合は、やめておいたほうが良いです。
どうしてもやりたい方は、ブリーチやカラーの特異な美容師さんに相談して
無理って言われたらあきらめたほうが良いです。
髪の状態によって答えは変わります。
髪の毛にある程度の強度がないと髪の毛が切れる可能性があるからです。
縮毛矯正にブリーチを行う技術は難易度が高く
やっぱり信用できる美容師さんを見つけることが大切です。
縮毛矯正とブリーチどっちが傷む?
両方とも美容室のメニューの中では
痛みの激しいメニューで難易度が高いです。
このメニューは、これだけは美容室や美容師さんを変えてもいいぐらいに思っています。
普通の美容室は、そんなに頻繁に縮毛矯正やブリーチはしていないので
縮毛矯正やブリーチを頻繁に行っている方のほうが経験が豊富なため得意な方が多いです。
縮毛矯正とブリーチどっちが先
縮毛矯正を行った後でブリートをするのがベストです。
縮毛矯正とブリーチを両方できない場合もある
髪の毛の状態によってはやめておいた方が良い場合もあります。
髪の毛の強度が弱い場合はやめておいた方が良いです。
髪の毛をしっかりとした状態にしてから行いましょう。
今まで行ってきた美髪!
縮毛矯正とブリーチについて書いてきましたが、
何か気づきになったことありましたか?
縮毛矯正もブリーチもある程度の髪の強度が必要です。
35歳以降は髪の強度が落ちてきますので
ブリーチはできるだけ避け縮毛矯正と白髪染めに抑えるほうが理想です。
結論的には、できる美容師さんも少ないので
まずは信用できる美容師さんを見つけて相談して判断してください。
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