「ボブスタイルは、人気のあるヘアスタイルですね」
40代になると、うねり、白髪、くせ毛をが気になり、
縮毛矯正と白髪染めを繰りして
髪の毛が、傷みすぎて困っていらっしゃる方も少なくありません。
年齢による髪の変化に対応した施術を行うことが大切です。
キレイなボブに見えるためには、髪のツヤ、自然な丸
みが必要になります。
今回は、縮毛矯正を行いながらキレイなボブスタイルを作るために
役立つ情報をご紹介させていただきます。

美容師歴35年 髪のお医者さんイクタが解説します。
サロンワークでは、髪質に悩んでいる方を美髪にする専門家として働いています。
こうゆう活動もしてきました。
一部ご紹介します。
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ボブスタイルに縮毛矯正をかけるときの注意点

-
髪質に適した施術を行うことで髪の毛に与えるダメージを最小限に抑える。
-
縮毛矯正で不自然なほどまっすぐに伸ばさない
上記の2つが大切になります。
2つの行為は、美容師さんが髪質を見て行うため、お客様は、美容師さん選びが大切になります。
縮毛矯正は、美容室のメニューの中でも難しく同じ薬剤を使っていても
どのような美容師さんが行うかによって結果が全く変わります。
後ほど、美容室選びのポイントもご紹介させていただきます。
なぜ、縮毛矯正をあてても自然な感じに仕上がるのか?

縮毛矯正をあてている方には、なぜか不自然
縮毛矯正をして自然に仕上がるって出来るの?
疑問に思われている方も少なくありません。
不自然、自然に感じるポイントは、髪の毛がかたく仕上がるか?柔らかく仕上がるかの違いにあります。
- 不自然→髪質がかたく仕上がっている
- 自然→髪質が柔らかく仕上がっている
髪の毛は、タンパク質を多く含んでいるので
分かりやすく生卵を例にとってご説明します。

生卵の写真ですが、この状態が一番柔らかい状態です。
縮毛矯正を当てる場合ある程度の熱を当てる必要があります。

半熟卵:アイロンを使わない縮毛矯正(ブローでクセを伸ばす)は半熟卵状態です。

ゆで卵:アイロンを使う縮毛矯正はゆで卵状態です。

破裂状態:熱を過剰に当てすぎて髪の毛がビビった状態です。
ゆで卵より、半熟卵の方が柔らかいのがわかっていただけたでしょうか?
アイロンを使う縮毛矯正よりブローでクセを伸ばすアイロンを使わない縮毛矯正の方が
かたくなりにくいことが分かります。
縮毛矯正ボブデメリット

縮毛矯正ボブには、髪にダメージを与えるリスクや、
アイロンやドライヤーなどの熱を使うことで髪が傷む可能性があるというデメリットがあります。
縮毛矯正は、髪の毛に強い薬剤を使って髪の毛の形状を変えるため、髪にダメージを与えるリスクがあります。
また、アイロンやドライヤーなどの熱を使うことで髪が傷む可能性もあるため、適切なヘアケアが必要です。
さらに、短いボブスタイルは、髪の毛が伸びる速度が速いため、定期的なメンテナンスが必要になります。
縮毛矯正ボブを続けることで、髪がパサついたり、枝毛ができたりするという実例があります。
また、熱を多用することで髪が傷む可能性もあるます。
縮毛矯正ボブには、髪にダメージを与えるリスクや、
アイロンやドライヤーなどの熱を使うことで髪が傷む可能性があるというデメリットがあります。
縮毛矯正によるダメージを最小限に抑えれば、
デメリットを抑えながら、縮毛矯正ボブの魅力を楽しむことができます。
縮毛矯正メリット

縮毛矯正ボブのメリットは、扱いやすく手入れがしやすいこと、
自然なストレートヘアのような仕上がりが期待できること、
髪の毛の広がりを抑える効果があることです。
縮毛矯正ボブのメリットは、扱いやすさや手入れのしやすさです。
縮毛矯正をすることで、髪がまとまりやすくなり、ヘアアレンジもしやすくなります。
また、自然なストレートヘアのような仕上がりが期待でき、ヘアスタイルのバリエーションが増えます。
さらに、髪の毛の広がりを抑える効果があるため、湿気の多い季節でも髪の毛がまとまりやすくなります。
例えば、縮毛矯正ボブをした場合、朝のスタイリングが簡単になります。
髪の毛を乾かすだけで自然にまとまるため、ヘアアイロンやコテを使わなくても、
綺麗なスタイルが維持できます。
また、縮毛矯正ボブをしたことで、髪の毛の広がりが抑えられ、
髪がまとまりやすくなったという口コミも多くあります。
縮毛矯正ボブのメリットは、扱いやすく手入れがしやすいこと、
自然なストレートヘアのような仕上がりが期待できること、
髪の毛の広がりを抑える効果があることです。
縮毛矯正をすることで、ヘアスタイルのバリエーションが増え、
スタイリングの時間を短縮することができます。
40代以降の方が縮毛矯正をする時に注意すること

40代になると、髪の毛の強度、ケラチン骨格等が弱くなったり、減少したりしています。
原因は、体内の血流が減ることが原因の一部になっています。
出産された方は、経験されていると思いますが出産後、髪の毛が異常に抜けるのも
体内の血流が減り、頭皮まで血流が届かないためと言われています。
40代以降の方の髪質は、ダメージを受けやすい状態にあることを認識する必要があります。
縮毛矯正をあてるとき注意することは
薬剤による痛みを最小限に抑える事です。
縮毛矯正で痛みになる工程は、1剤と言われるアルカリ剤です。
1剤を塗る前に、疑似的に健康な状態を作る必要があります。
親水毛、吸水毛.とは、髪の中に含まれる水分量の事です。
髪の中に含まれる水分量が15%以上です。
梅雨の時期は、湿気で水分をたくさん吸いすぎ髪の毛がまとまらないのも
髪の毛が水分調整できないからです。
このような状態を親水毛、吸水毛と言います。
疎水に戻すと、水分調整ができる髪質の状態です。
梅雨の時期でも、髪の中の水分量を常に11%から14%内に抑えようと調整を行います。
少しまとめると、親水毛、吸水毛は適切な水分量を調整できない
疎水毛は11%から14%の適切な水分量に収まるよう調整できる良い状態です。
2,CMCが不足して栄養や薬剤を髪の中に入っていく道のようなものがなくなっている

右の川をイメージしていただき荷物を船で運ぶ場合、緑のところがつながっていないと
目的地にスムーズに運べません。
髪の毛の構造も同じで髪の中に薬剤や栄養分を入っていく路がないと
髪の中にスムーズに入っていけない状態です。
3,髪の中に穴(ダメージホール)ができている

図の白いところが穴が開いた状態です。
穴に薬剤がたまって痛みの原因になったり、水分が穴にたまり髪の毛が乾きづらくなったりします。
疑似的に健康な状態
1,親水毛、吸水毛を疎水の状態にする
2,CMCが不足して栄養や薬剤を髪の中に入っていく道のようなものがなくなっている
CMCを補給して薬剤が髪の中にスムーズに入っていくための路づくりを行う
3,髪の中に穴(ダメージホール)ができている
穴を埋める

- マイクロCMC粒子の大きいので穴を埋め
- ナノCMC粒子の小さいので路を作ります。
このような下準備を行うことによりダメージは軽減せれます。
縮毛矯正はクセを伸ばすため、髪の毛に負担をかける薬剤を使いますが、
クセを伸ばした後は、必ず元の良い状態に戻しておく必要があります。
- 残留剤処理
- アルカリに傾いた髪の毛を弱酸性に戻す
- アルカリ膨潤により膨らんだ髪の毛を引き締めて正常な状態にする
このような処理を行うことにより、ダメージは軽減されます。
※写真はリトル大学参照
アイロンを使わない縮毛矯正
アイロンを使わない縮毛矯正の特徴は
1.薬剤による痛みを最小限に抑える
2.自然な仕上がりになる
3.その方に合わせた薬剤設定を行う
こんな方におすすめです。
●髪の毛にダメージを最小限に抑えて縮毛矯正がしたい
●周りから縮毛矯正をやったってわからないぐらい自然な仕上がりが良い
アイロンを使わない縮毛矯正ビフォーアフター



縮毛矯正なのにブローの仕方で前髪や毛先を巻くことができ、
自然な仕上がりになるんでとても楽しいです。 痛みも気になりませんでした。

アイロンを使わない縮毛矯正にご興味を持たれた方は
詳細ページをご覧ください
関連記事:アイロンを使わない縮毛矯正
縮毛矯正のボブの髪型3選
ボブスタイルもたくさんのパターンがありますが、
今回は、縮毛矯正と相性の良い3スタイルをご紹介します。
お手入れ楽ちんナチュラルボブ
前髪がないので縮毛矯正の持ちが良いスタイルになります。
縮毛矯正を行う回数を、減らしたい方に適しています。

前髪ありのボブスタイル
自然に仕上がる縮毛矯正が適したスタイルです。
前髪がシャキーンってなると不自然
前髪なしに比べると、くせの強さにもよりますが、
縮毛矯正と縮毛矯正の間に前髪縮毛矯正が必要になる場合があります。

動きのあるレイヤーボブ
少しレイヤーの入ったスタイル
レイヤーが入る分、動きのある感じです。
少し毛先の丸みをつけるブローが必要になります。
ブローが苦手な方には、不向きなヘアスタイルになります。

髪質に適した施術方法とは?
40代からは、髪の毛自体を強く丈夫にしていくことが求められます。
強くするためには、栄養を入れる+ケラチン骨格を増やしていく必要があります。
タンパク質や保湿成分といったトリートメントで聞いた方は多いと思いますが、
ケラチン骨格ってあまり聞いたことない方多いのではないでしょうか?
体で例えると、骨がよわよわしく栄養だけ取ってもよい状態ではありません。
髪の毛も骨組みをしっかりしたうえで栄養補給することが求められます。
ケラチン骨格は、パーマやカラーをするたびに減っていきます。
分かりやすく写真でご説明します。

健康な状態が、右側になります。
ぎっしり詰まっているのが一目でわかると思います。
このような状態から年齢やパーマ、カラーの影響でss結合が減っていきます。
SS結合とは、パーマをかけるときにパーマの1剤でSS結合を切ってカールをつけたり、ストレートの形を作ってパーマの2液でSS結合をくっつけてパーマがあたるのですが
このSS結合が少なくなると髪の強度がなくなり、パーマがあたらなかったり、すぐだれたりします。
SS結合が減れば、髪の強度がなくなっていくって感じです。
定期的に、ケラチンとSS結合を増やしていく必要があります。
このような事を発見し提案しているのが、
リトル・サイエンティストという会社です。
野村社長は日本のヘアケアを長年けん引している方です。
わたくしも、リトル・サイエンティストの新情報は、チェックしています。
40代 髪型 縮 毛 矯正 前髪 あり・なし

前髪で、印象が変わりますのでとても大切なパーツですね。
前髪あったほうが良いか、ないほうが良いかは?
ヘアスタイルを優先するか、縮毛矯正のもちをするかで
変わってきます。
前髪が長いと、ストレートのもちがよく
短いと、クセが2,3か月で気になりだします。
クセが弱い場合は、ブローができれば問題ないです。
縮毛矯正の上手な美容室選びのポイント

おそらくこのブログをご覧になっている方は、縮毛矯正の良いところを探している方も少なくないと思います。
今回は初めて行く美容室選びということでチェックポイント2つご紹介します。。
縮毛矯正に関しては、知識、技術、経験が必要になるため
美容室選び、美容師選びはとても大切になります。
1,美容師さんがマンツーマンでお客様の掛け持ちをしないところがおススメです。
理由は、初めての場合、1液はこまめにチェックした方がうまくいくからです。
縮毛矯正の1液は、マニュアルで10分、15分は危険です。
できれば5分おきでどのように薬剤が浸透しているかチェックした方が良いです。
毎回同じ美容室に行かれている方は、担当者が髪質を理解しているのですが、
初めて行く場合は、マメなチェックを行った方が良いため
マンツーマンで、お客様の掛け持ちをしないお店がおススメです。
美容室探すとき、縮毛矯正の得意なところを探しているので大丈夫だと思うのですが
縮毛矯正は、経験も大切なので縮毛矯正が人気でお客様がたくさん来ているところが良いです。
1か月に縮毛矯正3名より毎日1人以上されている方の方がうまい確率は高いです。
2,初回で美容室に行く場合、来店前に判断しないといけないので今回は料金体制でご紹介します。
縮毛矯正は料金の幅が広く1万円以下から4万円ぐらいが相場で、中には10万円とかもありますが
3つの料金体制でご紹介します
●1万円以下:クセを伸ばしてくれます。
●15000円から20000円:クセを伸ばしながら薬剤によるダメージを最小限に抑えるための工程が加わります。
●20000円以上:オーダーメードでその方の髪質や悩みに合った施術方法で
クセを伸ばし、薬剤によるダメージを最小限に抑え、髪の毛を美髪に導いてくれます。
※上記は個人的な感想で今回は値段によって提供されることが違うということをお伝えさせていただきました。
料金が高くなるにつれ工程も増えていきます。
縮毛矯正後のケアについて
縮毛矯正後の髪の毛は、熱変性が起きている場合が多く
通常の髪の状態と異なります。
ご自宅でお使いになるシャンプーやトリートメント等は
優しい洗浄力で、保湿成分の入った商品を使うことをおすすめします。
成分を確認するときはボトルの裏をチェックしてください。

アミノ酸成分は

保湿成分は

髪のダメージが気になる場合は補修成分が必要です。
補修成分は

以上のことを参考にシャンプー選びを行ってください。
【超重要】ご自宅で髪の毛をキレイにするためのブローの仕方

皆さんも聞いたことや実際に感じたことあると思いのいですが、美容室の帰りはキレイなのに
家に帰って自分でするとキレイにならない。
なぜこのような事起きるか考えたことありますか?
わたくしは、真剣に考えたことがあります。
答えは、髪の乾かし方の差だということがわかりました。
髪質が2日ぐらいでそんなに変化はしない。
美容師さんとお客様のブローの差
当たり前ですが、美容師さんがするようなブローはできなくても
髪の毛にツヤを出したり、毛先をカール付けたり、ボリュームつけたりだったら
少し訓練すると出来るようになります。
サロンワークで3ステップ1というブローの仕方を伝えているのですが、
その時はわかっても家に帰って実際に行うと疑問が出てくる方がいてたので
動画を作ってお客様にお配りしています。
私も、普段キレイで過ごせるのであれば覚えたいという方は動画を参考にしてください。
もし見てわからなければラインから友達追加してうまくいかないところ伝えていただくとサポートさせていただきます。
※音量に注意してください!
縮毛矯正ボブに役立つアイテム
雨降った日は、朝からブローしてもお昼にはバサバサになったり
してイヤになったりした経験ありませんか?
そのように感じている方におすすめしたいのが
コードレスアイロンです。

充電式なので外出先でもサッサって前髪を整えたりできます。
まとめ
今回、40代女性の方に向けて縮毛矯正ボブについ書いてきましたが、
縮毛矯正を行っているが、満足していない方、
ボブスタイルに適した縮毛矯正を行ってくれる美容師さんを探している方
一番大切な事は美容室、美容師さん選びがポイントになってきます。
お客様が求められている事と料金でどのようなことが期待できるか?
全てはあてはならないかもしれませんが、参考程度にはなると思います。
クセを伸ばしながら、髪の毛をキレイにしてくれるところに行くと
今までやったことのない工程がたくさんあると思います。